『転生したらスライムだった件』は、伏瀬氏による日本の小説作品を原作としたアニメです。。
2018年10月からアニメ化されTOKYO MXなどで放映されました。
もともと、小説家サイト「小説家になろう」にWEB小説として2013年2月20日から1話目が投稿されて、今も公開されています。その後商業小説としてマイクロマガジン社から14巻が出版されるが、その際に大幅な加筆訂正が行われています。さらに商業版の小説をもとに漫画化もされています。
そして、アニメ化されて、TOKYO MXにて2018年10月から2019年3月まで、外伝２話含めて、全25話が放送されました。
TVアニメではWEB版小説で言うと序章から王都生活編の第64話までが扱われています。
また2020年にTVアニメの2期が放送されることがアナウンスされています。
さらに2019年5月現在BS11により毎週日曜日23：30に再放送が行われています。
目次
転生したらスライムだった件の概要
通り魔に刺されて死んだ会社員、三上 悟は、異世界の洞窟でスライムとして転生する。
スライムとして転生した異世界の洞窟で「ヴェルドラ」と名乗る巨大な竜と出会い、ヴェルドラは主人公にリムルの名を贈り、主人公はヴェルドラと自分に「テンペスト」のファミリネームを名づけて友達となる。
洞窟があった「ジュラの大森林」で、最初に出会ったゴブリンの集落を牙狼族から救い集落の救世主となる。
リムルは転生の際に身に着けた、「大賢者」と「捕食者」のスキルをもとに種族問わず楽しく暮らせる国作り」を目指すことになる。
舞台設定
人間・魔物・魔族がそれぞれ敵対しながら平衡をとって存在している世界。
いくつかの世界が群雄割拠している。
そしてこの世界には魔王や勇者、そして冒険者たちが存在している。
そんな世界に転生したリムルは、300年前に勇者に封印されたヴェルドラに出会い友人となり、ジュラの地を中心に自らの国を築いていく。
登場人物
リムル
声 - 岡咲美保
主人公。
37歳のサラリーマンが通り魔に襲われ、気付いたら
異世界に転生してスライムになっていた。
ヴェルドラ
声 - 前野智昭
リムルが転生して初めて出会ったドラゴン。
勇者によって300年前に封印されていた。
リムルの親友。
シズ
声 - 花守ゆみり
魔王により召喚された日本人の女性。
体内に炎の巨人イフリートを宿す。
しかし、イフリートが暴走した際に、
リムルが捕食者によりイフリートを
取り込み、暴走を抑える。
ただイフリートがいなくなったため、
急速に年を取る。
死んでこの世界に同化するよりも、
リムルに捕食されることを望む。
ベニマル
声 - 古川慎
オークにより滅ぼされた大鬼族族長の息子。
リムルをオークの黒幕と勘違いして戦うが敗北して
リムルに忠誠を誓う。
アニメ『転生したらスライムだった件』の各回概要
以下、アニメの各回の概要をまとめていく。基本、ネタバレだが、そもそもWEB小説を読めば、ほぼほぼストーリーが分かるので、その点はご容赦願いたい。
第1回 暴風竜ヴェルドラ
彼女いない歴37年の三上悟が後輩の田村と沢渡さんと待ち合わせをしていた。話をするために場所を変えようとしたところ、暴漢が刃物を持って田村に向かって走ってくる。
田村を守って、田村と暴漢と間に入ったところ、背中を刺されてしまう。
そして死ぬ間際に、熱すぎる・・・勘弁して欲しいと考えていると、
『確認しました。対熱耐性獲得・・・成功しました』
という声が聞こえてくる。
その後も何か考えるたびに声が聞こえてくる。
意識が薄くなるなか、田村に俺のPCを風呂に沈めて、電気流して、データを完全に消去してやってくれと頼む。
そして意識を失くす。
しばらくした後、意識が戻る。
意識が戻ると、体の感覚はあるが目も見えず、声も出ない状況だった。
そして刺されて死んでスライムに転生したのだと気づく。
暇だから草を食べて、この食べた草はどこに行ってるんだろうと考えた時に、
『解。ユニークスキル『捕食者』の胃袋に収容されています。』
と言う声が聞こえてくる。
その声はユニークスキル『大賢者』の声だった。
捕食者で体内に取り込み対象物のスキルを解析する。解析が完了すると擬態も可能ということだった。
そこで食べた草を解析すると、魔素の濃厚な場所にしか生えないヒポクテ草だった。魔物には生命のもとになる植物だった。
さらに石も魔鉱石という魔素を取り込んで変異した貴重な石だったので、ヒポクテ草も魔鉱石も食いまくる。
スライムなので、体にダメージを受けても自己修復する便利な体と言うことも分かる。
洞窟の中を遊んでいるうちに、別の存在の声が聞こえてくる。
それは300年前に封印された生物だった。その生物から魔素を感知する魔力感知を教わり、周囲の状況を把握できるようになる。
そして目の前にドラゴンがいることに気づく。
それがこの世に4体のみ存在する竜種の1体である『暴風竜ヴェルドラ』だった。
ヴェルドラとの話から転生者であり、ものすごく珍しい存在だと知らされる。
ヴェルドラは300年前にうっかり街を灰にしたため、討伐に来た者がいて、少し相手をなめていて負けてしまい、無限牢獄で封印されてしまった。
300年も封印されていたドラゴンが可哀想に思い、友達になる提案をする。
そこで、暴風竜ヴェルドラと友達になった。
第2回 ゴブリンたちとの出会い
勇者が掛けた無限牢獄の封印をどうするかを
あと100年も持たない状況だと告げるヴェルドラ。
長い孤独の後に朽ち果てるだけと聞いて、無限牢獄の内側と外側から解析すれば無限牢獄の封印が解けるかもと説明し、胃袋に入らないか提案する。
大賢者と捕食者で解析する。胃袋の中なので隔離されるので消滅する恐れがない。
そして、ヴェルドラが名前を付けることを提案するヴェルドラ。
お互いに名前を使えあうことにして、ヴェルドラにはテンペスト、ヴェルドラテンペストという名前を付ける。
そしてヴェルドラからはリムルテンペストを名付けられる。
その後捕食者でヴェルドラを封印ごと捕食する。
このことが、周辺の国々に大激震を与えた。
そんな中、リムルは洞窟の中をさまよい続けて、スキルアップしていく。
そして出口に着いた時に、扉があき人間が訪れる。
人間が洞窟の中を進んでいく隙に、リムルは地上に出ていく。
そこにゴブリンが現れる。
貧相な体つきでボロボロな武器をもつゴブリンの集団だった。
強力な魔物の気配を感じたから警戒に来たという。
ゴブリンの神が居なくなり、近隣の魔物がちょっかいを出すようになり、強力な魔物に協力して欲しいと頼まれた。
オーラを全開にしていたからと分かり、オーラを引っ込めるリムル。
餓狼族との戦いで村が危機に陥っているので、助けて欲しいと頼む村長。
そこで、見返りは何かと尋ねる。
守護をいただければ忠誠を誓うという村長。
そこに餓狼族が現れる。
そこで、リムルは暴風竜ヴェルドラの代わりにリムルテンペストがゴブリンたちの願いを引き受けると宣言する。
第3回 ゴブリン村での戦い
戦う前に状況を確認するリムル。
戦いで傷ついたゴブリンをヒポクテす草から作った回復薬で治す。
そしてとうとう餓狼族がやってくる。
しかし、粘糸と水刃で餓狼族の長を破り、捕食で餓狼に擬態する。
そしてスキル威圧で餓狼族もリムルに従うことになった。
その後、ゴブリンと餓狼族がおおむね同数なのでペアで活動するようを告げる。
そこで、指示をするにしても名前が無くて不便なので、ゴブリンや餓狼に名前を付けると告げると、大喜びするゴブリンと餓狼たち。
そして、順番にゴブリンに名前を付けていく。
ただ、村長は大量に名前を付けることを心配する。
しかし、さらに餓狼たちに名前を付けていく。
餓狼族の長の息子にランガと名付けた瞬間に魔素が一定の値を割り込んだため、3日間活動停止するリムル。
そして3日後、目覚めたリムルの前にすっかり見た目が変わったゴブリンや餓狼族。
そこでリムルは、魔物に名前を付けることで、名持の魔物になり格が上がり進化をもたらすことを、初めて知る。
リムルの復活を喜ぶゴブリンの村人と餓狼たち。
餓狼族は同胞がつながっているのでランガと名付けたことでテンペストウルフに進化したことを告げる。
そこで、リムルはトラブルを避けるために最低限守る3つのルールを提示する。
人間を襲わない
仲間うちで争わない
他種族を見下さない
そして、ゴブリンたちに役割を与えた。
衣食住のうち、食はうまく進んだが、家を作るチームと、衣服を作るチームが余り上手くいっていない。
それは技術がないためなので、技術を持つドワーフの国に行くことにする。
第4回 ドワーフの王国にて
リムルたちはゴブリンの家と衣服を作るための技術者を求めて、リグルと他2名、そしてゴブタと餓狼族を従えてドワーフの国を訪問する。
途中、魔王がいることを知らされるリムル。
そして、リムルはランガに自分は父親の仇だけど、その辺はどう思っているのか確認した。
すると、思うところはあるが、戦って負けたの餓狼族を受け入れてくれたリムルに忠義を持っていることを告げる。
ゴブリンが歩くと2か月かかるドワーフの国に餓狼族の頑張りで3日で到着する。
ゴブタのみを連れて国に入ろうとするリムル。そこでリムルたちに因縁をつけるならず者が現れる。
そこで、テンペストスターウルフに擬態して、逃げてもらおうと思うがそうもならないので、威圧スキルを発揮すると、少し効果が出過ぎて周りの人間にも被害を与えてしまい、国境警備隊に牢屋に入れられる。
供述を取られている時に、鉱山に魔物が出て、けが人が出ていることが知らされる。
回復薬が足りていないことを聞き、リムルが回復薬を提供する。
そして回復薬のおかげで命拾いしたメンバーのドワーフ3兄弟がお礼に来て、警備隊長から腕の良い鍛冶師を紹介される。
リムルが紹介されたのは鍛冶師カイジンだった。
しかし、戦争のために5日でソードを２０本作らなければならなく、立て込んでいると伝える。
実はその材料である魔鉱石を採取に行ってたのがドワーフ3兄弟だった。
そこで、魔鋼塊を提供し、代わりに技術指導を探して欲しいと頼むリムル。
そしてすでに作られていたソードを捕食して解析し、20本を代わりに作成する。
リムルはコピーを作って、カイジンに提供する。
無事に納品が終わったのでリムルをお祝いに誘う。
エルフが歓待してくれるお店に行くリムルたち。
第5回 英雄王ガゼル・ドワルゴ
渾身の一振りがまさかあっという間に量産されてしまうとはというカイジン。
カイジンの作ったソードが素晴らしかったからだと告げるリムル。
今度はコピーされないソードを作るとカイジン。
接待されて天国と喜ぶリムル。
そこに占いをしてみないかとエルフのホステスから提案。
運命の人を占うと言って占ってみたところ、そこに現れたのは、一人の日本人っぽい美女だった。
そこに、現れる大臣のベスター。
お酒を渡されたベスターは「魔物にはこうするのがお似合い」と酒をリムルにかける。
カチンとは来たが自分を抑えるリムルを横目に大臣を殴るカイジン。
しかし、そのために牢屋に連れていかれるカイジン達。
そこで、カイジンからベスターとの過去の因縁を聞かされる。
そして、カイジン達がリムルの村に一緒に行くことを告げる。
翌日、ガゼル王のもとに引き出され、裁判が行われる。
すでに弁護をする代理人もベスターに買収されていた。
判決はカイジンを鉱山での強制労働20年、共犯者は鉱山での強制労働10年とした。
そこで、リムルが待てと言おうとしたところ、王から「待て」
カイジンに王のもとへ戻らぬかと問いかける王。
それを断るカイジン。
そこで、王は「カイジンとその仲間は国外追放とする」と判決をくだす。
判決後、王は「一人忠実な臣を失うことになった」とベスターに伝える。
ベスターは臣をカイジンととらえ返事をするが、そうではなく臣はベスターであることを伝える王。
そして、フルポーションを作ったリムルとの関係を断ち切ってしまったことをベスターに告げる王。
リムルとカイジン一行は、テンペストの村に向かう。
第6回 シズ
ブルムンド王国では、ジュラの大森林を偵察した冒険者たちの報告を聞く魔法ギルドの長。
村に戻ったリムルを待っていたのは、庇護を求めてやってきた500体のゴブリンたち。
名前を付けてまた3日間寝込んだ。
復活したリグルがゴブタがテンペストウルフの召還を他のゴブリンたちに教えているところを見たりするなど村を回っていると、ゴブリンキングに昇格させたリグルドから森で不審なものを発見したと報告を受ける。
魔物たちに襲われている冒険者たちを助けるリムルの運命の人シズ。
しかし、一瞬動けなくなり魔物に襲われそうなところを助けるリムル。
冒険者は洞窟で遭遇した連中だった。
冒険者たちを村でもてなすリムルたち。
「はじめまして、俺はスライムのリム。悪いスライムじゃないよ」とアピールするリムルに笑いで反応するシズさん。
カバルたちはブルムンド王国のギルドマスターの依頼を受けて調査にきたことを話す。
冒険者たちに街を作っていく途中であることを説明するリムル。
そしてシズさんと二人で話をするリムル。
刺されて死んでスライムに転生したことを説明するリムル。
シズさんは召還者だった。空襲で逃げていたところを召喚されたことを告げるシズさん。
そして思念伝達でリムルは戦後の復興していく日本の姿を見せる。
そこにカイジンが現れ村に戻るリムル。
そしてシズさんは空襲に巻き込まれて炎に包まれた時にこちらの世界に召還されたことを回想する。
そして上位精霊イフリートをシズに封印する魔王。
第7回 爆炎の支配者
魔王レオンと炎の上位精霊イフリートと一体化した少女の前に現れた魔物を炎で一瞬にうち果たす少女。
レオンはシズと名付ける。
数年後魔王の城の従者ピリノが拾った魔物にピズと名付ける。
城に行くとピズがうなり始める。それを見たシズは、ピリノとピズを炎で焼き尽くしてしまう。
それはシズが見た夢だった。
実は最近、イフリートのコントロールが出来なくなってきていたシズ。
朝、シズにいつまもでこの村にいても良いと伝えるリムルに対して、シズの旅の目的が召還者を探すことだと伝えるシズさん。
そして朝、皆が旅立つときにシズに異変が起こる。
体内に封印されていたイフリートが暴走しだす。
シズの身体から炎が立ち上り空中に浮揚し爆発するシズ。
実はシズは50年前に活躍していたギルドの伝説の英雄、爆炎の支配者だった。
そして炎の精霊イフリートが姿を現す。
イフリートから分離した魔物サラマンダーが冒険者やリムルを襲いだす。
リムルはエレンが放つ魔法攻撃「Icicle Lance」を自らに当てさせ、解析を行うことで自らのスキルに取り込み、「Icicle Shotgun」として放ちサラマンダーを撃退する。
冒険者たちをランガに避難させた後、リムルはイフリートに対峙する。
すると分身してリムルを取り囲むイフリート。
それに対して、「Icicle Shotgun」で対抗するリムル。
イフリートは「Flare Ceicle」炎化爆獄陣をリムルに発動する。
しかし「熱変動耐性」の効果で炎は無効化されていた。
そしてイフリートを捕食して、皆を救う。
第8回 受け継がれる想い
私はまた大切な人を殺してしまうところだったとリムルに礼を言うシズ。
私と言う人がいたと覚えていて欲しいと伝え、イフリートに召喚され友達を殺めたことや勇者に出会たことを語る。
シズは勇者と剣を交えたがとても勝てないことを知る。そして勇者に話しかけられ、感情を取り戻したことを話す。そして勇者から魔法抵抗を高めイフリートを抑え込めて置ける仮面をもらい、イフリートの力も少し使え、爆炎の支配者と呼ばれるようになる。
強くなろうと頑張ったんだと語るシズ。ただ年を取りイフリートの制御も難しくなって怖くなり、引退してイングラシア大国で異世界から召喚された子供たちの指導者になったことを伝える。
ギルドを統括するグランドマスターになった子もいると語る。
そして思い出したことがあるから旅に出ようと思い、冒険者たちと最後の旅をしたことを伝える。
最後に「私を食べて。この世界が嫌いだけど憎めない。まるであの男の様。だからこの世界に取り込まれたくない。最後のお願い。私を君の中で眠らせてくれないかな」とお願いするシズ。
そして魔王の名前がレオン・クロムエルであることをリムルに伝える。
「私と言う人間がいたことを認めさせたかったのかもしれない」
「リムルテンペストの名においてあなたの思いをレオン・クロムエルにぶつけてやるよ」と伝えるリムル。
そしてシズを捕食する。
冒険者とリグルドが見舞いに行くと、人間の姿をしたリムルがいた。
解析した結果、人間に擬態することが可能になった。
シズさんの望みだったらと納得する冒険者たち。旅が出来て良かったと言っていたシズの言葉を伝えるリムル。
ギルドマスターに報告するために国に帰る冒険者たち。
最後にもう一度人の姿になって欲しいと頼む冒険者たち。
その願いをかなえ擬態するリムル。
冒険者たちは、リムルをシズさんと見なして、一緒に旅が出来たことの礼を伝える。
そして、リムルが試作の武器をプレゼントに渡すと、有名人の腕利きの鍛冶職人カイジンとドワーフ3兄弟の作と知り驚く
かつて炎ですべてを失った少女は世界を渡り炎の力を手に入れた。少女はその力を人々を守ることに使ったが、炎は少しずつ少女をむしばみ、やがて少女は炎を御することが出来なくなった。
少女は炎の最上位精霊イフリートを宿し、爆炎の支配者と呼ばれた。
舞台が変わって、渇き荒れ果てた荒野をさ迷い歩き倒れてしまう一人のオーク。
そこに現れるゲルミュッド。そのオークに名を与えることを伝える。
そしてゲルドの名を与え、ジュラの森を従えるオークディザスターになるものと告げる。
【『転生したらスライムだった件』関連記事】
『転生したらスライムだった件』を配信している動画配信サービス
2018年10月15日現在で『転生したらスライムだった件』のアニメは
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なお、2019年5月15日現在、BS11にて毎週日曜日の23：30より再放送が行われています。当面はこちらで無料で見ることが可能です。
補足
このページに記載の情報は2019年5月時点のものです。
最新の情報は各サイトでご確認ください。
参考情報
